
久しぶりのジェラートクラス
お家でジェラートを作る!
ミキサーがあれば簡単に作れるレシピをご紹介しています。
ジェラートは、口の中に広がる素材感のある風味と舌触りを楽しむイタリア発のドルチェ。
今でこそ、本場のイタリアのジェラートを楽しめるお店が増えてきました。
けれど、まだまだジェラートはおしゃれなソフトクリームぐらいに思っている方も多いはず。
ジェラートは、私がイタリアで感動したものの一つ。
なんとも表現できないような、絶妙としか言いようのない柔らかな食感。
口に入れた途端に風味が口の中と鼻の奥広がり、多幸感に包まれる。
ジェラテリア(ジェラート屋さん)によって風味が驚くほど違い、それを食べ比べる楽しさがあった。
残念ながら、観光地ではジェラートパウダーと牛乳がーーーーっと入れて作っているジェラート屋さんも多い。
特にローマ!(もう名指ししちゃうよね、あまりにもひどいから)
その驚くべき味に、さすがイタリア!上から下まで、落差を味わえる国だわ〜と感心する。
あぁ、すでに話がそれている。
ジェラートクラスの話でした。
タボラータのジェラートは、本場のイタリアのジェラタイア(ジェラート職人さん)が学ぶレシピの作り方を学び、それを元に作った家庭用のジェラートレシピを紹介しています。
本物のジェラートは新鮮で良質な素材で作られるので、
濃厚で素材の風味がしっかりあるのに、スッと消えていく爽やかさがあります。
いつまでも口の中に変な甘さが残っていたり、最後に水が飲みたくなるようなことがないのです。
家庭ではプロのジェラテリアのようなマシンは使えないけれど、素材感のあるフレッシュなジェラートはとても美味しいのです。
家庭でもレシピさえ分かれば、作るのは本当に簡単。
そして、今回は久々のジェラートクラスなので
イタリアジェラートの基本中の基本!
この味知らんでどうするの!
という風味
フィオーレ ディ ラッテ
私の中では、『ミルクの花が口の中で咲きまくる味』。
まあ、短くいえばミルク味なのだが、それでは言い足らない。
濃厚イタリアンミルクがいいのだろうが、それでもしっくりこない。
すいません。いちいち、こだわりが強すぎて。
皆さん、タボラータのフィオーレディラッテをひとくち食べると、
えっ!なにこれって。って顔をしてくれるのが嬉しくて。
知っている味を超える味です。
そして、もう一種類のジェラートは
チョコレート
70%のダークチョコレートを使った甘さ控えめ大人の味
濃厚なのに、さっぱりしている。
口に広がるチョコレートの風味なのに、サッと消えていくスッキリ感。
手作りジェラートは、後味のキレが良く、妙な独特の甘さが口の中に残ることがないのです。
今回は
家庭でも材料を手に入れやすく作りやすい2種類を紹介しました。
次回は春の4月6日の予定。
旬真っ盛り露地物の苺が出回る時期です。
苺のジェラートを紹介します。