アルツハイマーの父から

学びの期間中

数多くのことが起こり
私に変化をもたらせた

その中の一つのエッセンス

父からの問い

 

 

 

 

 

 教室を閉めて勉強するぞ!と

 

休みに入るタイミングぴったりに
父の毎日介護が突然始まった

 

父は数年前アルツハイマーと診断を受け
かろうじて歩けご飯も着替えも一人でできていた

 

この父が
インフルエンザにかかり
1週間寝たきりになったところから
介護の日々となった

 

インフルエンザからは回復しても
転がるように認知症状は悪くなっていった

 

自分の便をベットや布団に擦りつけるようになった

 

いろいろな悩みから解放された父は
幸せそうに見えたし
今の彼にはそれでいいと思える
(実際清掃は大変なんですけど)

 

けれど
それを繰り返す無邪気な父から

 

『恵美、いいの?
 いずれお父さんみたいになっちゃうよ。
 俺は望んでこうなった訳じゃないよ。
 おまえは、どんなふうに生きていきたいの?』

 

何度でも
言葉ではなく姿で問われた

 

 

 

 

おかげで
自分の先の人生が明確になった

 

 

『そうだね。父さん。
 私は最後の1週間前まで自分でトイレに行きくよ
 私は最後の1週間前まで自分のしたいことをして生きたい
 私は、したいことができる身体と心を持っていたい
 最後の1週間は、自分の面白かった人生に思い出し笑い
 するようにすることにするよ。
 ありがとうね。』

 

 

糖質制限ケトジェニックから始まった学びは
予防医学や生活習慣にも進んでいくから
(勉強は多方面飛んでいるのでこれもいずれ)

 

 

自分のしている学びが
誰のものでもなく
自分のためのものだと

 

したいことができる健康なカラダを手に入れる
したいことができる伸びやかな思考を手に入れる

 

明確なイメージをくれた

 

 

出来事が別のことと重なって生まれて出てくる
進んでいきたい方向
自分に自分が引っ張られている感覚

 

 

 

 

そして、
これは私だけじゃない
多くの仲間たちが望んでいることでもあるはずだ
タボラータで共有していきたい

〜結局なんだって、共有したいんだよね私は〜

 

私は自分のためだけではなく
他の人のためにもそうなりたいと思った


できるよ、って証明するためにさ

 

 

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父の介護を通して
実に多くのことに出会っている

 

ちなみに
まだ毎晩ヘルパー恵美となり
父の介護は続いている

 

 

本当は、今
父よりも動ける母が大変で

たくさ〜ん泥棒が入ってしまい

交番に何度も行く

交番にはブラックリストとしてもらっているんだけど、、、

おまわりさんに頭下げまくり介護サービス提供中

 


ふぅ〜学びと修行が続くのだ

次は何と出会うのでしょうか

 

 

イタリア介護教室 タボラータ
ヘルパー 池田 恵美
ちゃうちゃう