コロナウィルスとは、共に生きる時代になってきています。
自然に備わっている体の抵抗力をあげたいものです。
人のウィルス防御の最前線は、粘液とその下にある粘膜です。
粘液は粘膜のあるところには必ずあり、菌やウィルスから守ってくれています。
特に、口、鼻、喉はウィルスが直接入ってくるところです。
入ってきたウィルスを粘液がキャッチし、粘膜の中に入らないようにします。
粘液の中には、Ig A抗体という免疫物質があり、キャッチしたウィルスの力を奪います。
その力を発揮するには、粘液が潤い豊かで厚みがあると良いのです。
本来、体が持っている機能をいかすために、その粘液や粘膜の材料となる栄養をとっていきましょう。
こまめに十分な水分をとること。
利尿作用のないノンカフェインの飲み物がいいですね。
人参、ほうれん草、カボチャなどの色の濃い野菜でビタミンAをとり
牡蠣、卵、しらすなどで細胞を新しくするのに欠かせない亜鉛がとれます。
そして、骨から煮出したボーンスープがお勧めです。
温かくて水分も栄養も汁ごと取れる、骨付き鶏なべはいかがでしょうか。
野菜のたくさん入ったスープも良いですね。
栄養をとったら、早めの就寝で十分な睡眠を取りましょう。
睡眠の前半に成長ホルモンが出て、体が修復されたり新しく作られます。
栄養のあるものを食べて、しっかり寝る。
これが大切です。