
今年の1月に突然知った”クラインガルテン”
クラインガルテンは、ドイツ語で小さな庭という意味
どんな場所かといえば、人々が週末や休日に自然と触れ合うための小さな家と畑や花壇がセットになっている場所のこと
日本各地にあり、1年契約で借りるシステム
最初にこれを聞いた時に、なんて素敵なところなだろう!と、ワクワクした
1年だけ!
二拠点生活、お金もかかるし、通い切れるか、やり切れるかも分からないけれど
でも1年だけ!って決まってれば、間違いなくフルコミットできるしどうにかなる!
速攻リサーチ!
でも、契約は4月から1年ってこともあって、もうどこも募集が終わってた
やっと見つけた空きがあるところは、茨城県にある笠間クラインガルテン
とにかく見に行かなきゃ、話にならん!と、2月に見に行ってきた

本当は決まっていたこと
2月の茨城はとても寒かった
そして、深い緑と茶色のグラデーションが、静かに美しかった
やっぱりね
ここに立って、実感する
今年は、ここにくるようになっていたんだって
おそらくは去年の夏からの縁なのだと思う

大地に立つ
庭には芝生があって
嬉しくて
とても寒い日だったけど、素足になって芝生の上を歩いた
ここでどれだけ大地を感じられるかってことは、とても大切なことだったから
枯れた芝の上は、太陽の光をたっぷり含んで、あたたかかった
そうだった!
子ども頃は当たり前だった
冬の茶色の芝は、あたり前にあたたかいことを知っていたっけ
あたたかい地面の上に立ち
間違いなく自分は大地の上に存在していると
重力の中で、この体を持って存在していると、伝わってくる
いいね
足裏からダイレクトに大地のエネルギーを感じる
季節が動けば大地のエネルギーは変わる
これから、それを感じていくのが楽しみだ

宇宙の中にいる
夜には、満点の星
”星がきれい”なんてことではなくて
そこには宇宙があった
間違いなく、私は今、宇宙の中に生きていると
そうか、ここは私に
地球の大地の上だけじゃないよ
宇宙で生きてるって感じさせてくれるのか
寒すぎたのか、興奮がおさまらなかったのか
夜中に二度、目が覚めた
そのたびにダウンを着て、外に出た
宇宙の気配を感じたくて
朝、目が覚めると
朝日が地上をやさしく照らしていて
それは
さて地球での営みを生きる時間だよ!と
伝えているようだった
風景は、やはり美しい
この場所で
私はこれから何を育てていくのだろう
畑を耕し
野菜や花を育てながら
自分の中で、何かが育っていく
新しいタネが芽を出していく喜び
自分を耕せ!って
そう感じる

そして、無事ガルテナー(住人)になる
面接やら何やらをクリアし、無事4月から1年間
笠間クラインガルテンのガルテナーとなった
共同施設もあって
料理教室やら講座もできるし!ぜひと言われ
え〜〜!!と、ますます楽しくなってる私
そして
ここで以前からずっとやりたかったリトリートもできるじゃん!と
1年間ですることいっぱいだよ