春の花

チューリップ(わたしたちのガルテン)

 

「ようこそ、この庭をよろしくね」って

入居の日、入り口で出迎えてくれたチューリップ

 

庭が、新しい主人の私たちを喜んでくれているようで、うれしかったんだ

源平しだれ桃(ガルテン内)

 

1本の桃の木から3色の桃の花

それぞれの美しさが、それぞれを引き立てる姿に圧倒される

ただ素直に自分を咲かせることが美しいと

桜(雨引観音)

 

言葉にならなかった

桜の雲海と遠くに見える緑の山々とのコントラスト

 

遠くが見える、見渡せるって

この世界の中に「自分がここにいる」という感覚につながることなんだ

 水芭蕉(近くの公園)

 

木々に囲まれた静寂の水辺は、湿った静けさに包まれていて、そこにそっと咲いている水芭蕉

 

呼吸をするたびに、浄化されているようだった

 つつじ(わたしたちのガルテン)

 

笠間には「つつじ祭り」というのがあるほど縁がある

山々のみどりにつつじが映えて美しい

燃えるような真っ赤なツツジは、庭に生きているたくさんのジャコウアゲハにとっても、命のつなぎ

美しさだけではない命のサイクルがここにある

芝桜(ガルテン内)

 

地面が春色のパレットだよ〜

一瞬で目わ奪われる

 

芝桜のやわらかな色の波に乗って気持ちも高揚するっ

 

ジャーマンアイリス(ガルテン内)

 

菖蒲だと思ったら違うんだって

花言葉は「希望」「良き知らせ」

すくっと凛々しく立つ姿に、これからの季節を乗り越えていく決意や表明を感じるものね

ブルーベリー(ガルテン内)

 

小さな鈴のような花を咲かせたブルーベリーたち

 

ガルテナー総出で、蒸れないように周りの草を刈って
苔を取ってふわって草をかぶせてたよ

7月の末には命の青い実が私たちをよろこばせてくれる

八重の藤(笠間稲荷神社)

 

八重藤の素晴らしさはその場全体に満ちる

花は満開で、風でポトリと落ち
足元には鮮やかな藤が絨毯のように敷き詰められ

そこから豊かな香りがたちのぼる

美しさと香りの空間から、しばらく離れられなかった

 

ジャーマンカモミール(お隣ガルテン)

 

我が家にカモミールなしは、ありえない

ちょっとした不調を感じると真っ先に飲みたくなる

「心と体の不調を微笑みでほどく」と言われるのは超納得

 

”妖精が集う花”って言うけれど、まさに!って思う

ジャーマンカモミール(わたしたちのガルテン)

 

朝露をまとった小さなカモミール、たくさん植えたよ

育つ気配を感じながら見守る

収穫を楽しむ

自分に取り入れて力を分けてもらう

全てが、よろこびに溢れている

クリスマスローズ・スノーフレーク(仲間のガルテン)

 

もう4月末だっていうのに、名前はクリスマスローズ
隣には、小さな鈴のように咲くスノーフレーク

 

花の名前は人がつけたものだもの

季節を飛び越え、それぞれの命のタイミングで咲く

ブラキカム(わたしたちのガルテン)

 

妖精の集合場所の目印なんだ!と、娘が庭の入り口に植えていた

 

花言葉が「心の扉を開く」って

ウエルカムフラワーとしてもピッタリ

 

ナスタチウム(オレンジ)デルフィニウム(ブルー) 

(わたしたちのガルテン) 

 

ナスタチウムはエディブルフラワーで、自分を後押しするのを手伝ってくれる

庭には食べる植物と、存在することで心も体も癒す植物と、それぞれの役割があるの

 コスモス(わたしたちのガルテン)

 

コスモスは「秋桜」と書くけれど、春だって夏だって咲く

言葉に囚われている自分に気付かされる

 

この子は、次に来る頃には、もう咲き終えているかも

でも、私が見ていなくても、その時がくれば咲くし

いなくたって、いつだって心はそこに飛べる

たくさんの花の苗たち(わたしたちのガルテン)

 

これはネモフィラ、そしてひまわり、ニゲラ、マリーゴールド、ポピー、帝王ダリアと

たくさんの花たちが

それぞれの花たちが、このガルテンで、静かに根を張りその時に向けて準備をしているんだ

コハルギク(わたしたちのガルテン)

 

この小さな太陽みたいな明るい花は、咲いているだけで周りに元気をくれる

 

でもそれは「頑張れ!」的じゃなくてさ「大丈夫だよ〜!」みたいな微笑むような明るい安心感なんだ