
おしっこの出し方、だって大事!
夏の水分補給、ちゃんとできてますか?
そして、その出し方まで考えてますか?
カリウムとカフェイン、同じ“利尿作用”でも体への働きはまるで違うって話です。
果物や野菜に含まれる「カリウム」には利尿作用がある。
コーヒーや紅茶などに含まれる「カフェイン」にも利尿作用がある。
…ってことは、どっちも“出す”んだから、同じじゃない?
ここ私も、なんだかよく分かってませんでした。
でもね、全然違う!
わたしたちの体にとって、水分の出し方ってすごく大事。
カリウムもカフェインも“利尿作用”という言葉でひとくくりにされがちですが、
どうやって出すかがまるで違うんです。
カリウムの利尿作用は、やさしいバランス調整
カリウムは、体の中のナトリウム(塩分)とのバランスをとりながら、
余分な水分を自然に体の外に出す調整タイプ
体が自分でバランスを取り戻してる
でも
カフェインの利尿作用は、ちょっと強引
カフェインは神経を刺激して、交感神経を高めて、
抗利尿ホルモンを抑えて、強制的に水分を出す!というやり方。
体に「出せー!今すぐだー!」って感じ
これ、飲んで喉ごしいいし、スッキリ感はあるけれど
・胃に負担がかかる
・内臓を冷やす
・神経が高ぶってあとで疲れる
・ミネラルまで出ちゃう
・脱水になる危険も…
……いや、気持ちよく飲み物とってると思ってたのに……
これで、この猛暑をを乗り切るの?
すごい勇者じゃん!って話で
体のバランスを自分で整える力を支えてくれるのが、カリウム食材はこれ
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きゅうり
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トマト
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ピーマン
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パプリカ
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とうもろこし(ヒゲも!)
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スイカ
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メロン
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キウイ
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バナナ など
さらに大事なのが、梅干しや味噌汁などの「塩分」とセットで摂ること!
カリウムとナトリウムはミネラルの“バランスのコンビ”なので、どちらも摂るといいんです。
出すこと=整うこと。でも、出し方がもっと大事。
カフェインでシャキッとしたつもりが、
実は体がどんどん消耗していた…というのは、夏あるある。
私たちの体は、ちゃんと自分で整える力を持っています。
でもそれを邪魔しない・滞らせない・サポートするという視点は大切。
体の調子がいいと、心の調子もよく、いろいろなこともできるというもの。
整える食べ方、整える考え方、これからもっと必要になると思いませんか。
自分の体の仕組みを大切に、見ていきましょう。
