細胞に届く水

 

夏は…もう夏終わってるね〜!この記事をアップするの忘れてた〜!

 

でもね、来年の夏になったら忘れそうなので、書くね。 

 

細胞に届く水のこと!

 

 

特に暑い時期は「汗をかくので水分補給が大事!」と言われますよね。
私も「水をしっかり取って!2リットルを目指して!」と伝えたりします。

 

でも、本当はこれって、どうなのかな?と思っています。

 

昔の人って、そんなに水を飲んでいるイメージがつかない。
2リットルの水を持ち歩いて、こまめに飲んでる姿、想像できますか?

 

それでも元気に過ごせていたのはなぜか?
大きく2つ理由があると思います。

 

 

💧細胞がしっかり働けていた

 

細胞の中には「ミトコンドリア」という小さなエネルギー工場があります。
そこでエネルギーを作るときに、水も同時に生み出されます。

 

つまり、細胞の働きが良好であればあるほど、体の中で水を生み出すことができるということ。
昔の人たちは、現代の私たちよりもその力が高かったのは間違いないでしょう。

 

 

💧水を「食べて」摂っていた

 

実は、水は「飲む」よりも「食べる」方が、体の隅々に自然でやさしく届きます。

水道水やミネラルウォーターと、畑から採れたてのきゅうりやトマトの中の水分。


同じ「水」でも中身はまったく違う。

野菜や果物の水分は、生きた細胞の中に秩序を持って存在する「細胞水」。


一方、飲み水はそのような構造を持っていません。体には吸収されても、細胞内に入りにくいのです。

 

新鮮な野菜や果物の細胞水は、細胞との馴染みがよく、体の中に染み込みやすい。
取り立ての野菜や果物をかじったときに感じる「みずみずしさ」は、単なる水ではなく、細胞水によるものなんですね。

 

また、飲み水は一気に腸まで流れ込み、素早く吸収されても尿として出やすいのに対し、野菜などを噛んで食べることで、ゆっくり吸収されて細胞に届き、細胞内でも保たれやすいという違いもあります。

 

だからこそ、体に残る水分は「細胞水」の方が多くなるのです。

 

夏真っ盛りの時期に、きゅうりの丸かじり、川で冷やしたスイカをタネを飛ばしながらバクバク食べる!


そんな昔の姿は、体に合った水分補給の自然な形だったってことですよね。

 


 

では、もう9月の中場。これからの水分はどう摂ればいい?

 

夏のように大量の汗をかくことは減りますが、季節の変わり目は体の状態も不安定になりがちで、自律神経も疲れます。

 

💧ミネラルは大事と意識する

 

味噌汁や具だくさんスープ、梅干し、お漬物などの自然な塩分を取り入れることで、水分が細胞に届きやすくなります。

ナトトリウム・カリウム・マグネシウムなどといったミネララルのバランスが大切だということです。

 

💧秋の野菜を選ぶ

 

梨、りんご、里芋、レンコンなど秋の旬の食材には「潤いを補う」働きがあります。

 

 

💧冷たい飲み物は避けたい

 

喉越しがいいから、より美味しく感じるからと、冷たいものや氷をとる習慣をそのままにするのは避けましょう。常温の水や常温の果物で、胃腸を冷やさずに水分を摂りましょう。

 

 

体にしみ込む水の取り方、体に優しい水を意識してみてください。

 

 

 


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