食べ過ぎには注意!牛肉、豚肉、羊肉(赤肉)とがんの関係

 

私たちにとってタンパク質はとても重要ですが、日本人の多くがタンパク質不足と言われています。

 

私も、普段からタンパク源である、お肉やお魚をしっかり食べましょう!と言っています。

 

 

 

みなさんは、どのような基準で選んでいますか?

 

そりゃ、好きな肉を選ぶわよ!

 

お買い得を選ぶわよね!

 

おうちご飯と外食だと違うよわよね!

 

など、時によって選ぶ基準はいろいろあると思います。

 

 

 

健康的な基準で考えてみます。

 

大腸がんは、日本女性の死因原因のがんの1位です。

 

日本では国立がん研究センターが、日本人の場合は、毎日80g以上の赤肉を食べる女性は大腸がんリスクが上がると発表しています。

 

 

これって、毎日一食は、牛肉か豚肉を食べてるよね、、、、それが習慣的になっているということですね。

 

 

みなさんは、日々どのくらい、赤肉を食べていますか?

 

柔らかいローストビーフ

 

肉汁たっぷりのハンバーグ

 

焼いた香りがそそる焼き肉

 

脂の甘みを感じる豚の生姜焼き

 

歯ごたえがいいトンカツ、、、、

 

いろいろありますよね〜。

 

どんな肉料理が好きでしょうか?

 

 

お肉料理を、がんリスクが上がるから、食べるな!!って言っているわけではありません。

(でも欧米を中心に健康意識が高い人達から、肉を食べない食スタイルが広がっているのも事実です)

 

タンパク源を避けるようになるのも問題があります。

 

赤肉には、タンパク質以外にも、ビタミンB、鉄、亜鉛など私たちに不足しがちな栄養素が含まれていますが、食べる量が増えるほど大腸がんリスクが上がる、ということは体への負担の方が大きいということです。

 

赤い肉、牛肉は時々、豚はまあまあ、たまに羊も楽しむ、ぐらいが良さそうです。

栄養として食べるというより、嗜好品として食べるという感じでしょうか。

 

食べる時には適当に食べるのではなく、そのチャンスを楽しむ!美味しい!ありがた〜い!と、しっかり味わないともったいないですよね。

 

 

そうなると普段食べる肉は、鶏肉がメインが良さそうです。

 

特に鶏肉のムネ肉が、タンパク質が多く脂質が少ないのでおすすめです。

(鶏ムネ肉はパサついて苦手という方は、柔らかく調理するための動画はこちら

 

他のタンパク質源としておすすめしているのは、卵、天然の魚(特にサバより小さい青魚やしらす)、植物性タンパク質の金時豆やひよこ豆などの豆類(豆の取り方の動画はこちら、納豆や豆腐類などの大豆製品です。

 

 

植物性のタンパク質は、消化しやすく食物繊維やミネラルにも豊富に含まれているので、積極的にとりたいものです。

 

ちなみに簡単に食べられる肉加工品に関しては、摂取量が増えるほど、大腸がんリスクが上がるという研究論文が出されているので、なるべく避けたいものです。

 

 

口に入れたものが、体の中に入り細胞を臓器を私たち自身を動かす元となります。

 

より良い状態の自分でいるために、食材を選んで買ってきて、料理して美味しく食べる!を目指したいですね。

 

 

 

ガン細胞を消す免疫細胞のNK細胞を増やす森林の力についての記事はこちら