
小腹がすいたときのおやつには、チョコやスナック菓子よりも甘栗 がおすすめです。
おやつは、美味しい!好きなもの!ご褒美!よりも、
動いたり、頭を使ったりとエネルギーを維持できる「捕食」として考えてみましょう。

おすすめの理由は
・血糖値をゆるやかに保つ
・腹持ちがいい
・ビタミンCや食物繊維、栄養も豊富
・小袋パックでも持ち歩きやすい(食べやすい)
・添加物を使われることが少ない
バックに入れて外に持ち歩きやすく、コンビニでも手に入る自然派おやつです!

ここからは、栗がいかに優れた食べ物か!
栗って大したもんよね〜!ってことを掘り下げてみます。
栗は遥か昔から私たちを支える主食だった
私たしの祖先、古代から栗を主食のように食べていました。命をつなぐ大切なエネルギー源。
栗はでんぷん質が豊富な炭水化物で、米や芋よりも血糖値維持に向いています。
GI値(血糖値の上がり具合を示す数値で高いほど血糖値が上がりやすい)が低めで、腹持ちもいい。
血糖値を乱高下させずに維持できる炭水化物(糖質)ということで、体、頭、心へエネルギーが安定供給できますよ、という意味です。
・塾の途中のおやつとか
・夜の遅い時間の仕事の合間とか
・外出途中の小腹持たせとか
・ハイキングとか長時間の車の運転とか
甘いものをちょこちょこ食べたり、長い空腹の後にドカン!と何かを食べるより、エネルギーを安定して維持することができます。
でも、楽しさ!嬉しさ!面白さ!は、ない。
なので、多くの人は好きなものを食べたり、お腹が空いた後に、さあご飯!って感じを選びがちなんですよね。
(これは脳内伝達物質ホルモンと関係していて、無意識は、より「嬉しさ」を感じる方を選びますから)
栗は「タネ」=命を始めるためのエネルギーが詰まってる
命を続けるための栄誉素が詰まってる!
・ビタミンCは、壊れにくい形で入ってるし
・ビタミンB群は、エネルギーを作るために必要
・ミネラル(カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛)など重要な栄養素
・ポリフェノールは、渋皮に含まれていて抗酸化作用がある
さらに
・食物繊維は、さつまいもの2倍弱もあり、腸内細菌の良菌のエサとなる
これだけの優れた主食なので、保存もしっかりしていて、
土の中に埋めたり、燻す、天日干しにしていて、食べるときには、水で戻したり粉にして食べていたよう。
(栗を粉にしてると言えば、北イタリアでも栗粉の料理があるんです。小麦粉のようにパスタも作るしケーキも作ったりするんです。世界中で栗は人を繋いできたんですね)
古代遺跡の建物の痕跡に栗の木を使っていることも見つかっているんです。
私たちにとって、古くからとても大切な食べ物だったことには間違いないです。
タネを食べることは、自然の命のエネルギーをそのままいただくこと
特に栗はパワーがあり「命を支える木の実」なと感じます。
自分で調理するのもいいし、身近な甘栗を利用するのもいい!
私たちの古きに思いを馳せながら、栗を食べるのはいかがですか?