「疲れやすいんです」って言う人は、ほぼ間違いなく、呼吸が浅い。
呼吸なんて、意識して生きてないですもんね。
分からないですよね、自分の普段の呼吸。
健康指導をしている時に「自分の呼吸を観察してみて」と伝えることも多い。
すると、
「私、息してない感じです」
「すごく浅いです」
「仕事中は止まっていることも多いです」
って、自分の呼吸の状態に驚く人は、多いです。
生きてるんだから呼吸してるはず、そう思う。
でも、
意外とみんな呼吸“してるつもり”で、できてない。
特に「疲れ」を感じる方!!
浅くて、速くて、時に止まってたりして。
吸えてないし、吐けてない。
そりゃあ疲れる。
だってエネルギーを生み出す酸素が入ってこないんだから。
ミトコンドリアは酸素がないと働けない。
ガソリンが入ってない車で走れと言われているようなもの。
だからまず「息をする」。
すごい!もう「生きる」そのものの話。
呼吸って、みんな「吸おう吸おう」とするけど、本当に大事なのは“吐く”が先。
まず、空ける。
スペースを作る。
いらないものを外に出す。
しっかり空にしないと、次は入ってこない。
これね、呼吸だけじゃなくて全部そう。
・しっかり眠る
・しっかり休む
・しっかり出す(便も、涙も、感情も)
・しっかり頭を空にする(意識的にぼーっとする時間とか実はすごい価値がある)
なのに今は、
情報、刺激、SNS、音、やること、考え事…
ずっと「入れる生活」で、空っぽになる時間がない。
だから脳も体も、ずっと息苦しい。詰まっちゃうよね。
瞑想すると頭がスッキリする、疲れが取れる、集中力が増すのは
「頭を空にするから」。
空にしたらね、自然に集中力も、意欲も、生命力も戻ってくる。
出せたら、満たせる場所ができるからね。
話を呼吸に戻そう。
ゆっくり長く吐けばいい。そしたら自然に入ってくる。
そうやって自然に入ってくる息と共に、体は「生きるモード」になるよ。
呼吸が変わると、酸素が行き渡り、ミトコンドリアが動く。
長い息を吐けば、体はゆるむ方向に働く。すると酸素だって血流に乗って末端まで届く。
呼吸をしながら、体全身に酸素が届く、隅々まで届くイメージをするといい。
手先までに届く感じ、できる?
これは単に生理学だけじゃなくて、
リアルな呼吸は、本来の自分の使い方を思い出す動きでもある。
がんばりじゃなく
緊張でもなく
力づくでもなく
自然に、満ちて、動ける体と心に向かう。
私たちは本来そういうふうにできている。
息をするって、生きるってこと。
息の仕方って、どうやって生きてるかってこと。
入ってきて、使って、使い終わったものは体の外に出す。
そして、新しく入れる。
入ってきたものをいつまでも抱えてないでね。
もったいないって手放さないと、詰まっちゃうから。
出していこう!手放していこう!
使ったら、出して、
新しく、入れていこう!
それが生きるってことだもんね~。
命の火=エネルギーが、燃えるってこと。
呼吸を思い出して。呼吸をしよう。
まずは、長く吐く息から。
自分の呼吸を観察して、そして呼吸をしよう。
ミトコンドリアが燃えるよ。命の火が。
私たちのエネルギーが生まれるよ。


