私たちが動けたり考えたりするエネルギーを作ってくれるのは、細胞の中のミトコンドリアたちだって話を前にしました。
彼らの1番の栄養は、酸素。
だから、呼吸はとても大切。
でも実は、呼吸を深くしても、
その酸素が全部そのまま細胞まで届くわけではない。
酸素は血流にのって“船”で運ばれていく。
だから、船がないと届かない!
この船の名前が「赤血球」。
聞いたことあるでしょ。酸素を運んでるのよ。
この船、タンパク質と鉄でできている。
だから、材料のタンパク質と鉄が足りないと、船も少なくなるってこと。
どれだけ呼吸をしても、
船が少なければ、酸素は運べない。
エネルギーを作ってくれる
ミトコンドリアのところまで届かないんだよね。
そして、現代日本人のほとんどがタンパク質不足!
さらに日本女性は、みんな揃って“女鉄不足”。(特に閉経前は顕著)
ただでさえストレス社会で呼吸が浅め。
さらに酸素を運ぶ船が少ないって、もうこれって
自分の能力を発揮しないように、押さえ込んでいる状態。
エネルギーが少ないんだから、
体力だって
考える力だって
集中力だって
気力だって
機嫌だって
ムードだって
当然違う。
本当は、みんなもっともっと自分を使えるんだよね。
材料がないのに気力で鞭打っても、馬力なんて出ないよ。
体の中に必要な栄養が回ってるって、本当に大事なんだよ。
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では、このタンパク質と鉄をどう食べればいいのか。
タンパク質は、肉、魚、卵、豆腐類、納豆とかね。
たくさん食べればいいかというと、そう単純でもない。
タンパク質は、一度に消化吸収できる量が決まっている。
だから、肉をたくさ〜ん食べると消化もできないし、
さらに腸内環境が悪くなったりする。
肉をたくさん食べた翌日、いつもより便の匂いが臭いってことない?
あれは消化できないタンパクが腸内で悪玉菌の餌になってるってこと。
この悪玉菌が増えるのも大問題。
ミトコンドリアの働きを止める毒素を出すから。
なので、
タンパク質は“焼き肉モリモリ”でドカッと食べずに、分けてとる。
朝・昼・夜と毎食、コツコツと摂ることをおすすめするよ。
そして鉄。
これも「じゃあサプリ飲めばいいんだ!」と思いがちなんだけど、
ここにも落とし穴がある。
現代人は、まあ正直みんな腸内環境が悪い。
この状態で鉄を一度に大量に入れると、鉄が大好きな悪玉菌の餌になる。
だから、やっぱり基本は食べ物からとること。
レバー
魚
貝
卵
豆類
緑の野菜
(ちなみに「ひじき」は鉄分多くないよ。昔みたいに鉄鍋で煮ないから)
少しずつ、繰り返し食べていくってこと。
当たり前のことなんだけどね。
今の時代、意識しないととれないね。
例えば、朝食は
納豆+卵+味噌汁+ご飯
一昔前の“THE・日本食”!
これ、実はものすごく優秀な朝ごはん。
・発酵した大豆のタンパクは消化にやさしいし
・卵は良質なたんぱく源と脂質
・味噌汁で胃腸を温めて消化を助け
・ご飯は午前中の活動を支える、酸素とは別のミトコンドリアのエネルギー源
味噌汁は具沢山(青菜、きのこ類、海藻類、ネギ類、豆腐など)で作れると、なおいいよね。
夕飯は、タンパク質をしっかり摂る人が多いと思うけど、
お昼は炭水化物に偏りがち。
朝・お昼とタンパク質も意識してね。
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驚くかもしれないけれど、
なんと今の私たちは、戦後の回復期よりも摂っているタンパク質が少ない!!
多くの人がタンパク質不足ですよ!
食べてるようで、全然足りてない。
どおりで私たち、元気ないよね、って思わない?
一度に食べる肉や魚の量は、
自分の手のひらサイズぐらいが目安。
そんなに食べられないって人もいる。
それは、また別の機会に。


