内臓脂肪って何が問題?

 

内臓脂肪というと、
太っている人の話だと思われがちですが、

 

実は日本人には、
痩せているのに内臓脂肪が多い人がとても多いのです。

 

BMIや体重では分かりませんし、
自分は大丈夫と思っている人ほど、
実はそうであることも少なくありません。

思い当たりませんか

 

 朝食を抜くことが多い。
 昼は、うどん・パスタ・パン・ごはんなど炭水化物が中心。
 午後になると強い眠気がくる。
 夕方〜夜に甘いものをつい食べてしまう。
 睡眠不足気味。(できれば7時間半は確保したいところ)

 

いくつか当てはまる人は、、、

内臓脂肪がついている可能性、大です。

 

こうした生活が続くと、
血糖とインスリンの働きがうまく回らなくなります。

 

 

内臓脂肪はどうやってつくのか

 

食事をすると血糖が上がり、

血糖を下げるためにインスリンが分泌されます。

 

インスリンは、血液中の糖を細胞に引き込み、
細胞の中にあるミトコンドリアが、
その糖をエネルギーに変えてくれます。

 

しかし、
ミトコンドリアの働きが低下していたり、
糖を貯めて使う役割も持つ筋肉が少ないと、
糖はエネルギーとしてうまく使われません。

 

すると、
「早く血糖を下げなければ!」と働くインスリンの作用によって、
行き場を失った糖は、内臓脂肪へ回されることになります。

 

内臓脂肪が最もつきやすいのは、
高血糖に加えて、インスリンがたくさん出ている状態です。
(インスリン抵抗性)

 

 

そのため、
朝食を抜く生活や、
空腹の状態で甘いものを食べる習慣、
ストレスや睡眠不足が重なると、
見た目には痩せていたとしても内臓脂肪は増えていきます。

 

 

 

この内臓脂肪、何が問題なのか

 

内臓脂肪は、炎症を起こしやすい物質を出し、
周囲の臓器の機能を低下させ、


体全体を炎症が起こりやすい状態に傾け

ホルモンや血糖の調整にも強く影響します。

 

体に負担がかかり、血糖はさらに乱れ、
疲れやすくなり、痩せにくくなり、
体調が安定しなくなっていきます。

 

つまり、
内臓脂肪=体の働きを乱す脂肪ということ。

 

本来うまく働くはずの体の機能が乱れることで、
さまざまな不調につながり、
やがて病気へとつながるのが問題。

 

 

 

生活習慣病との関係

 

生活習慣病と呼ばれているものの多くは、
名前が違うだけで、
実は根っこがかなり共通してます。

 

 

糖尿病
高血圧
脂質異常症
脂肪肝
メタボリックシンドローム
心血管疾患
一部の認知機能低下

 

これらの元にあるのが、
血糖の乱高下と、慢性的なインスリン抵抗性
(インスリンの働きが悪い状態)

 

がんのリスクも、
この乱れと無関係ではないです。

 

 

私たちの多くが生活習慣病になるのは、
現代の食生活が、
自然とこうした状態をつくりやすい食スタイルになっているから。

 

 

さらに現実的には、食習慣は簡単には変えられない、という点もあります。
(正直、ここがいちばん難しいところです)

 

 

 

では、何ができるのか

 

結局は、毎日の習慣が大事ってこと。

 


ポイントは、
血糖とインスリンを安定させることです。

 

 

⭐️ 「食べる・食べない」を意識する

 

 朝は食べる。
 例えば、納豆と卵でごはん、
 野菜の入った味噌汁があれば理想的。

 

 昼も、炭水化物だけで済ませない。

 

 午後や夕方、お腹が空く時間は、お菓子や甘いものではなく、おにぎりやゆで卵など、食事の延長と考える。

 

 

⭐️ 足(筋肉)を使うことを意識する

 

足の筋肉は大きく、
血糖を貯めて使うためにとても重要な場所です。

 

女性はもともと筋肉量が少なく、
40歳を過ぎると、同じ生活をしていても筋肉は少しずつ落ちていきます。

 

激しい運動は必要ありません。


運動が苦手な人でも、歩くことならできますよね。

 

 

私たちは、意識しなければ「楽=省エネ」を選ぶようにできています。

 

でも、その「楽」を続けた先には、不調の自分がいるかもしれない、、、

 

 

座りっぱなしにならない少し遠回りして歩く階段を使うなど、
自分の足を使って移動することを、意識して選んでみてください。

 

 

⭐️ 睡眠時間をしっかり確保する

 

睡眠不足は、血糖とインスリンのバランスを一気に崩します。

本当に、睡眠は大事です。

 

 

 

病気にならないためではなく

 

 

食べるものを選び、
自分の足で移動し、
しっかり眠る。

 

これは、
血糖とインスリンを安定させるためだけの話ではなく、
生き物として自分をちゃんと生かし続けるための基本です。

 

 

血糖が安定し、
インスリンがきちんと働くということは、
エネルギーが安定して使える体であるということ。

 

疲れにくく、回復できて、気分や考える力も安定します。

 

 

これらの習慣は、
不調や病気を避けるためだけのものではなく、
体が本来持っている当たり前の力を発揮するための土台

 

 

自分は関係ないなどと思わずに、

ぜひ、ご自分の習慣を
一度見直してみてください。

 

 

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大きな不調がないうちにファスティング

 

すでについてしまっている中性脂肪や、低下したインスリン機能の回復には、
ファスティング(断食)を取り入れるのもおすすめです。

 

食べない時間をつくることで、インスリンを分泌する膵臓がしっかり休むことができ、
機能の回復が期待できます。

 

さらに、
余分な中性脂肪を優先的に燃やし、エネルギーとして使う代謝が働きます。

 

ファスティング期間中は、食べものや食べ方に制限がありますが、
だからこそリセットになり、自分の習慣を見直すきっかけになります。

 

 

自分の体をメンテナンスするためのものとして、おすすめです。

 

 

3月にグループファスティグを行います。