暦どおりの厳しい寒さです。
この冬は、寒さが長いなと感じます。
温かい服を着て、
カイロも貼り付けて、
温かい飲み物を飲んで、
体を冷やさないように気をつけて、
冷え対策をしている方も多いと思います。
でも、手足は冷たくないけれど、
・どうも元気が出ない
・力が入らない感じがする
・頭がぼんやりする
・血が巡っていないような感じがする
そんな感覚がある人はいませんか?
もしそうだとすると、それは
「冷え」ではなく、「巡り」の問題かも。
私たちは、冬の寒さで不調を感じると、つい「冷え」のせいにしがちです。
でも実は、「冷え」と「血の巡り」は別のこと。
冷えは、熱を作れているか、体温を保てているか、という「温度」の話。
血の巡りは、血液が動いているか、必要な場所に届いているか、神経同士の連絡がスムーズか、という「流れ」の話です。
だから、触ると冷たいわけじゃない、寒さもそれほど感じない、
それなのに、血が巡っていない感じがする。
そんな状態が起きることも、実はよくあります。
特に今の時期のように寒いと、体は自然と、内臓や脳といった命に直結する大切な場所を優先して血を巡らせ、
体の末端は後回しにされやすくなります。
体は常に、「どこにエネルギーを使うか」をとても賢く判断しているんですよね。
血液の巡りで大切なのは、血液量・ミネラルバランス・神経の働き。
水分不足で血液量が十分でなければ、巡れないのは、川に水がないのと同じこと。
やはり、水分補給はとても大切。
そして、巡りにとって特に重要なのが、ナトリウム=塩。
ナトリウムには、水分を血管内に引き込み、血液量を保つ働きがあります。
いくら水分をとっても、塩分が不足していると、血液量は増えにくい。
さらに、ナトリウムは、心臓から血管へ血液を押し出す働きにも深く関係しています。
不足すると、押し出す力が弱くなり、末端まで血が届きにくくなります。
また、ナトリウムは神経の電気信号の主役。
不足すると、体も脳も「反応が鈍い」「感覚が鈍い」という方向へ傾きます。
神経のつながりが弱くなれば、血の巡りも自然と弱くなりやすいですよね。
「血の巡りが悪いなら、もっと体を温めればいいんじゃない?」そう思う人も多いと思います。
でも、温かさがあっても、運ぶ力が足りなければ届かない。
これが、冬の巡り不足のポイント。
冬の不調の中には、「温め不足」ではなく、「巡らせる力の不足」が関係しているものも多いです。。
血液の巡りを良くするためには、体を温めるだけでなく、巡りを邪魔しない状態をつくることも大切。
寒い外気にさらされて、体が縮こまったままだと、筋肉も血管も収縮して巡りが悪くなります。
家に帰ったら、体を「安心」「リラックス」させる時間を意識して作ってみてください。
冬は、頑張る季節ではなく、体を整え、守る季節ですからね。
毎年、冬になるとおすすめしているのが 鍋。
体にやさしく、負担が少なく、栄養もしっかり取れる。
さらに、湿度・温かさ・水分補給まで同時に取れる、冬にぴったりの食事です。
どうぞこの冬も、
いろいろな鍋を楽しんでください。


