冬のガルテン 3/3
その3 冬の野菜たち
秋になると、私の庭もまわりの景色も、少しずつ枯れ草色になっていった。
勢いのあった雑草もほんのわずかになり、庭に植えた冬野菜の成長もゆっくりペース。
秋には虫に新芽を食べられないように、冬には冷えすぎないようにとドーム状に布をかけているので、
野菜は隠れて見えない。
なので、窓から野菜を直接見れないのは、ちょっと残念な感じ。
今の庭の野菜たちを紹介するね。
【白菜】
しっかりギュッと身が締まった、あの白菜らしい形に育てるのは簡単じゃないと判明。
大きく開いちゃったり、歪な葉になって形にならないとか、いろいろ。
6個の苗のうち、白菜らしい姿になったのは3つだけ。
本当は食べきれないぐらい作りたかったのに、あと1つでおしまいだよ。
ネットにかけたって、そりゃ冷えたら霜にもあたり、甘くなる。
霜にあたると何で冬野菜が美味しくなるかって、知ってる?
自分が凍らないように糖分を溜め込む。
太陽エネルギーを糖エネルギーに変えて、蓄える。
春になって花を咲かせるためにね。
その恩恵を受けて、私たちはそれをいただく。
寒い冬は美味しい冬野菜を作るよね。
【小松菜】
根元を2センチほど残して収穫すると、また脇から生えてくる。
もう4回くらい収穫したよ。
2回目からの青梗菜は、色の濃い青梗菜ですか?という感じ。
茎も短くて分厚いよ。
味もとっても濃いんだ。
この何度も取れる方式は、本当にありがたい。
【ルッコラ】
春にはタネからたくさんの苗を作ったのだけど、植え付けが遅くなって、全部花が咲いてしまってほとんど食べられなかった。
でもね、蝶がねやってきてくれたんだよね。
でも冬はすごい。手間なしで、小松菜方式で何度でも取れるし。
味は、辛みが強くてワイルド。
【ほうれん草】
秋に植えたほうれん草はとっくに食べてしまった。
当然肉厚で味がしっかりして美味しかったけど、あっという間に終わり。
まだ間に合うかな〜と、再度タネから植えてみた。
やっと5センチぐらいになった、これから間引いて、育てる。
きっと暖かくなったら一気に大きくなるんだろうな。
【ねぎ】
本当はたくさん植えたかった。春からネギはたくさん植えたいと言っていたのに。
気づけばタイミングを逃し、長ネギは植え損ね。
間に合うか!と苗をやっと見つけて「小さいネギ」を植えた。
すごいから辛くて、笑。
生で薬味にするには厳しい。
【すずめ】
庭じゃないけど、散歩していると枯れ木に、こんなふうにスズメがなってるのに出くわす。
かわいい。
【紅芯大根】
中が赤い大根で、生で食べても辛味がなくて美味ししい。はずだった。
6本ぐらい育てたけども、
人にあげられるような出来のものは1つもできなかった。
土の中で何かに食べられちゃってるもの。
中が赤くないもの。育たないもの。いろいろ。
【かぶ】
楽しみにタネから随分植えたんだけど、タネからのは、なぜかみんなバケモノみたいになった。
ゴボゴボと膨らんで割れて「これ何ですか?」と最初はカブだと分からなかった。
苗からのは綺麗に育って、あっという間に取れて美味しかったのだけどね。
【青首大根】
植えるのが遅かったのか、そこまで大きくならず。
でも味よし!どんどん食べたら、まだ育ちきってないけど、残り3本になっちゃった。
大根はニョキニョキクビが出てくる。それに土を持って被せたりするんだけど
出てきちゃうよね。出てきたところが青くなる。
【キャベツ】
これだけ場所と時間を使って、たった3個しか収穫できそうにない。
苗を植えたそばから、虫に全ての葉を食べられ茎だけになった。
美味しいし、栄養あるんだよね、新芽って。
ネットをかけて守ってやっと育ち始める。
が、何とも冬野菜って、場所を取る。
大した数を植えてないのに、たくさん植えた気になる。
【紫キャベツ】
美しく育った!
これは植えた苗全て育って4株。
日持ちもするし、色も嬉しいし、食べればポリフェノールもありがたい。
でも、普通のキャベツより多くなるって、畑の設定をまちがえてる。
初心者の一年目。
育ててみて、目で見て初めて分かることだらけ。
【芽キャベツ】
前は苦味があるしちょっとクセがあるから好きじゃなかったけれど、
栄養価高いと知って、意識して食べるようになると、
不思議なもんで段々と好きになる。
苗がたくさん売ってたので、植えてみた。
粒のそろいは、きっとイマイチなんだろうけれど、美味しくいただく。
【ブロッコリー 】
なかなか育たないな〜と思ったら、育ちはじめたら、驚くほど場所を取る。
縦にも横にも。
最初のドームでは小さすぎて、大きいのを買い足したりした。
そして、できる可食部は、予想以上に小さかった。
明日、最初の1つ目を食べようと思う。
行動と出費の無駄が多い一年目。
【カリフラワー】
ブロッコリーよりさらに葉が大きい。
こんなに場所取るのかよ〜と思いながら
たった1つだけだから、大切に楽しみに育ててきた。
でもさっき、見たら可食部の半分以上が「溶けてる」。泣く。
写真ではわからないけども。
こうやって収穫できないことがあるから、収穫できる喜びはひとしお。
収穫祭がどの文化でもあるのは、そりゃあたり前だと思うよ。
【里芋】
この写真は10月のもの
今は、茎の根本から切ってあり、芋と根の部分をそのまま土の中で保存している。
さつまいもの苗を植え忘れ、がっかりしていたら、
お隣の先輩ガルテナーさんから、里芋の種芋をいただいた。
これはよく育った!
お店に行くと、いつだって野菜が買える。
いかに便利で安いことかと、実感する。
ここで過ごす時間も、3月末まで。
確実に季節は動いているから、どう春のエネルギーを感じるのか、楽しみ。


